コロナウイルス感染症が広まり外出自粛が続く中、店頭販売での売上が大幅に減少しています。そのためECなど、ネット上の売り上げを伸ばすことを考えている企業様も多いかと思います。

しかし、販売するだけでは売上は伸びません。認知度や、人気を獲得しなければなりません。

そこで知名度アップに欠かせないのがSNS公式アカウントの運用です。常に最新情報やお得な情報を提供することで、ブランドでのイメージアップや認知度アップを狙うことができます。多くの企業がSNSで公式アカウントを運用する中、コロナ禍の影響でさらにSNS運用の重要性が増しています。

本記事では、コロナ禍の状況を上手く利用してアカウント運用を行い、多くのフォロワーを獲得したアカウントの一部をご紹介します。

開設からわずか2か月でフォロワー100,000人突破!ホテル紹介アカウント

こちら「futaritrip」のアカウントは、外出自粛明けに行きたいホテルをテーマに、全国のおしゃれなホテルなどを紹介しているアカウントです。今年の5月にTwitterにてアカウントを開設し、わずか3ヶ月で160,000フォロワーを達成しています。6月にInstagramアカウントも開設し、すでに25,000フォロワーを突破しています。(8月6日時点)

ここまでフォロワーが急増している理由は何でしょうか?まず第一に言えることは「昨今のコロナ禍の状況を踏まえて運用していること」です。

何もない時にホテルの紹介アカウントを作成してもここまで大きく伸びません。しかし、アカウント名に「自粛後に行きたい」と明記されている通り、現在のコロナ禍をうまく活用し、注目を集めることでフォロワーの伸びにつながったというのが一つです。

また、前月からスタートしたGoToキャンペーンの後押しによって少人数で旅行を行う人が少しずつ増えることが予想されています。そのため、アカウント名の「旅する2人」というコンセプトの中からコスパが良くお洒落なホテルを紹介することで、より魅力的に見える点も人気の一つだと思います。

実際コロナ明けに旅行をしようと考えている人にはおススメのアカウントですし、この期間だからこそ急上昇したといえます。

出典:旅する2人〜自粛後に行きたいホテル〜

おうち時間をサポートする商品をプレゼント!美容品ブランドアカウント

牛乳石鹼共進社株式会社の商品「赤箱」のInstagramアカウントで、今年の4月から投稿がスタートしていました。

「赤箱女子」というハッシュタグを用いて、自社製品にまつわる多くのキャンペーンをインスタグラム上で開催しています。あらゆる形でのプレゼントキャンペーンを行っており、今年の春に行ったキャンペーンでは、アカウントのフォローと投稿へのいいねをした人を対象に抽選でプレゼントをするという施策を行いました。結果として、キャンペーン投稿2件で合計100,000いいね以上を獲得していました。

キャンペーンに使用したハッシュタグには、当時のコロナ禍の外出自粛に関連させたものを多く使用していて、「#おうち時間」や「#おこもり美容」などが使用されていました。

コロナ禍で外出自粛が続いていた中で、家にいる時間が長い分、「おこもり美容」として、美容に時間を使う人も少なくありません。Google Trendsでは、緊急事態宣言発令を境に「おこもり美容」の検索数が急上昇していることから、家にいる時間を美容に使う人が増えてい可能性があります。そういった人へ向けて、赤箱のアカウントではプレゼントキャンペーンを行い、多くの人からエンゲージメントを得ることに成功しました。

昨年10月にも同様のキャンペーンを行っていましたが、今回のキャンペーンは当時の10倍以上のエンゲージメントを獲得しています。
フォロワー数は60,000人を突破していて、春のキャンペーンを境にフィード投稿のエンゲージメントも上昇しています。

おうち時間を用いて商品を訴求しつつ、基本的なSNS戦略で確実なファンの獲得を行っているので、コロナ明けからも人気獲得を狙えること間違いなしです。

出典:カウブランド赤箱 牛乳石鹼共進社株式会社

おうちで旅行気分の食事を、RETRIPInstagramアカウント

旅行の情報共有ができるサービスサイト「RETRIP」は、おうちでも旅行気分を楽しむことができるように、全国のスイーツやインドアで楽しめる施策などを紹介するアカウント「RETRIP(リトリップ)おうち時間」を四月末に立ち上げました。

RETRIPのまとめサイト内に掲載されている、たくさんの料理や、家にテントを張りキャンプ気分を楽しめるおうちキャンプ、家族と特別な時間を過ごせるようなホームシアターなどの紹介を行っています。

おうち時間だからこそしたくなる施策、購入したくなるような商品がたくさん紹介されています。

投稿ハッシュタグには「#おうち時間」が使われていて、今話題となっている「おうちカフェ」にあった投稿とともにデリバリーサービスが活用できるスイーツなどを紹介しています。コロナ禍ならではの投稿をしていることが功を奏して、アカウントの立ち上げ3ヶ月弱でフォロワーは10,000人に届きそうなほど急成長しています。

出典:株式会社trippiece「RETRIP」 instagram 

まとめ

SNSのアカウント運用において、フォロワー数を獲得することは簡単なことではありません。しかし、今年運用を開始しているアカウントでも、これだけのフォロワー数を獲得しているのは現在のコロナ禍の状況を踏まえ、ニーズに合わせた運用をしているからだと思います。こういった社会情勢の変動によって生まれるニーズに合わせて運用することにより、SNSのフォロワー数を獲得するチャンスにつながるかもしれません。

「おうち時間」というワードは今SNSを運用するにあたって重要なワードになっていっています。

また、多くの企業アカウントで、「おうち時間」を使い、自社製品を関連させた家での生活に有効な情報を提供する投稿も多く見ます。これからも外出自粛が続く中で、SNSを運用していくにあたり「おうち時間」を使わない手はないでしょう。

おうち時間をうまく使ってフォロワー増加

コロナウイルス感染拡大防止を呼びかけることがなくなったとしても、SNSの需要はこれからも増加し続けます。そのため、今からInstagramのアカウントを立ち上げ、集客を行うことはとても大切になります。

しかし、立ち上げようとはしているが、どう運用していけば良いかわからなかったり、運用していく時間や施策を打つ時間がない企業様も中にはいると思います。

Lxgicでは今までの実績や分析データをもとに、アカウント運用から投稿管理、キャンペーンの運用代行までご支援することが可能です。
SNSに関するお悩み事がございましたら是非一度Lxgicまでご相談ください。

 

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